昨日、西武は、FAの権利を行使してソフトバンクに移籍した「山川穂高選手(やまかわ ほだか)」の人的補償として、
ソフトバンクより6年目の右腕、「甲斐野央投手(かいの ひろし)」を獲得したと発表しました。
そこで今回は西武へ人的保障として移籍した「甲斐野央投手(かいの ひろし)」についてご紹介いたします。
【甲斐野選手の経歴は?】
甲斐野 央(かいの ひろし)
生年月日:1996年11月16日(27歳)
出身地 :兵庫県西脇市
既婚
年俸:推定4000万円
西脇市立桜丘小学校
→3年生のときに黒田庄少年野球団で野球を始める。
西脇市立黒田庄中学校
→軟式野球部に所属
東洋大学附属姫路高校
東洋大学経営学部会計ファイナンス学科
福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けてプロ入り
【高校時代エピソード】
・甲子園出場経験は無し。
・1年秋からベンチ入り。投手も務めていたが本職は三塁手であった。
・高校時代、投手として最速143km/hを計測していた。
・3年夏も背番号5を背負ってマウンドに上がった。
・高校時代の最高戦績は2年夏の県大会準優勝。
【大学時代エピソード】
・大学進学後投手に専念
・1年秋から東都大学野球リーグ戦に登板(初勝利は3年秋)
・3年秋リーグにて5勝1敗を記録
→ベストナインと最優秀投手を受賞
・4年春は守護神として9試合に登板
・日米大学野球選手権とハーレム国際大会の日本代表に選出
・最速158km/hを計測
【プロ入り後の成績】
2019年 65試合 2勝5敗 8S 26H 防御率4.14
2020年 一軍登板なし
2021年 22試合 0勝2敗 1S 4H 防御率4.35
2022年 27試合 2勝0敗 0S 3H 防御率2.52
2023年 46試合 3勝1敗 2S 8H 防御率2.53
通算 160試合 7勝8敗11S 41H 防御率3.43
【選手としての特徴】
投球スタイルはオーバースローから最速160km/hのストレートと140km/h台のフォークボールを中心
回転数が毎分2400回以上と回転数が多いストレートが特徴(プロ平均2263回転)
【山川穂高選手との意外なエピソード】
甲斐野選手のプロ初奪三振は(2019年3月29日対埼玉西武ライオンズ戦)その相手が「山川穂高選手」でした。
【人的保障発表後の甲斐野選手コメント】
甲斐野選手はソフトバンクのホームページにコメントを掲載。
「突然のことではありましたが、ホークスには本当にお世話になり感謝しかありません。ドラフト1位で獲ってもらったものの、期待に沿えるような活躍はできなかったと思いますが、チームメイト、監督、コーチ、スタッフ、フロントの皆さんには温かく見守ってもらい感謝しています。今回僕を評価、指名してくれた西武球団にも感謝しています。チームの雰囲気が明るくファンの方も熱いイメージがありますので、ベルーナドームでプレーするのが今から楽しみです。
最後にホークスファンの皆さんにも感謝を伝えたいです。良い時も悪い時も声援を送ってくれ、福岡の街を歩いていてもよく声をかけてもらいました。ケガから復帰した時にマウンドで受けた声援はずっと忘れません。今後のホークス戦でも、こっそり僕だけ応援して欲しいです。これからも野球人としてやるべきことは変わりませんので、ブレずに自分らしく頑張っていきたいと思います」
新天地でも活躍が期待されます。
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