じゃがいもの育て方/畑の準備

こんにちは!
今回はじゃがいもの育て方【畑の準備編】をご紹介致します。
「じゃがいもの基礎知識」「どんな資材が必要?」
などの植付前の畑の準備についてご紹介致します。

土の中で生育するじゃがいもは畑の準備が大切!
しっかり準備をして植付を行いましょう!!

【基礎知識/じゃがいもは石灰が苦手!】

じゃがいもは「弱酸性」を好みます。
その為、石灰が苦手・・・

石灰の使用は直前ではなく、前年に施用したい!

参考までに適正土壌PHを
 じゃがいも・・・PH5.0~6.5
 トマト・・・・・PH6.0~7.0

【基礎知識/肥料・窒素は少な目で!】

肥料選定のポイント「窒素は少なめ」にする。
窒素成分が多くなると実が小さくなったり、収穫量が減ります。
 →葉っぱや茎の成長が進んで、実の成長が進まないです・・・

「硫安」や「油粕」は窒素が多いので要注意です。

参考までにおすすめの配合比率
 窒素8-リン酸14-カリ11

じゃがいも専用肥料を施肥するのが簡単でいいですね。

【基礎知識/適した気温】

じゃがいもは「アンデス高原」原産の為、冷涼な気候が適しています。

生育適温(植付時の最低地温は10℃以上)
 地温(昼):12℃~23℃
 地温(夜):10℃~14℃
 外気(昼):20℃~24℃
 外気(夜): 8℃~12℃

ポイントは夜の地温
夜間の地温が高くなると表皮が荒く不揃いなイモが増えてきます。

じゃがいもは「涼しい環境」が好きと覚えましょう!

【どんな資材が必要?/肥料・たい肥・農薬】

じゃがいもを栽培する時はこちらの資材がおすすめです。

肥料・たい肥
 牛ふんたい肥・・・1㎡あたり2~3kg
 肥料・・・・・・・適量(専用肥料がおすすめ!)

農薬
 ダイアジノン・・・・ネキリムシ類、コガネムシ類などの害虫対策
 石原フロンサイド・・そうか病、粉状そうか病などの病害対策
 ネビジン・・・・・・そうか病、粉状そうか病などの病害対策
この農薬は植付前に土に混ぜ込むので事前の準備が必要!!

【まとめ】

じゃがいも栽培のポイントはこちらです。
・じゃがいもは弱酸性が好き/石灰が苦手
・肥料は窒素少な目で!
・冷涼な気温が好き/夜間の地温が高いと不揃いなイモが増える。
・農薬は事前散布の資材が多い

じゃがいも栽培時の参考になれば幸いです。

良ければこちらもご覧ください!

【じゃがいもの育て方】イモの品種と違いについて

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