【バジルの育て方】北海道での栽培方法

こんにちは!
今回はバジルの育て方をご紹介致します。

バジルを栽培する際には、特に気候条件が栽培成功の鍵を握ります。
バジルは「暖かい気候を好む植物」です。そのため、北海道で栽培する時は外気温に注意が必要です。

そんなバジルを北海道で栽培する時の「育て方のポイント」をご紹介致します。

育て方(露地植え)

種まきの時期

北海道では、霜が降りる危険がなくなった春の遅い時期からバジルの種まきを始めることが望ましいです。
バジルは寒さに非常に弱いため「5月下旬から6月初旬」に種をまくのが理想的です。

バジル栽培は外気温20℃以上が最適
寒さに弱いので注意が必要

土壌

バジルは水はけの良い土壌を好みます。
植える前に、土壌に有機物を混ぜ込み、土壌が乾燥していないことを確認してください。
pH値は6.0から7.5の範囲が適しています。

日当たり

バジルは日光を好む植物であり、1日に少なくとも6時間以上の直射日光が必要です。日当たりの良い場所を選んでください。

日当たりの良い場所に植えるのがベスト

水やり

バジルは根腐れしやすいため、過剰な水やりは適しません。土壌が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。植え付けは水はけの良い土壌にしましょう。

土が乾いたらたっぷり水やりをしよう
植え付ける土壌は水はけの良い場所にしよう

育て方(プランター栽培)

プランターの選び方

  • 一般に、深さが10インチ(約25cm)以上、幅が同等以上のプランターが適しています。これにより、バジルの根が十分に成長できます。
  • 排水穴があるプランターを選ぶことが重要です。これは、水はけを良くし、根腐れを防ぐためです。
・プランターは排水穴があるものを選ぶ
・寒さに弱いので暖かい場所で育てる

土壌の準備

植え付け

  • 種を直接プランターに蒔くか、苗を植えることができます。種の場合は、表面に軽く撒き、土で覆います。(20℃以上で発芽するため室温に注意が必要です)
  • バジルは日光を好むため、プランターを日当たりの良い場所に置くことが重要です。

水やり

  • プランター栽培の場合、土の乾燥が早くなるため、定期的な水やりが必要です。しかし、過剰な水やりは避け、土が乾いたことを確認してから水やりを行ってください。
  • 早朝または夕方に水やりをすることで、水分の蒸発を最小限に抑えることができます。

病害虫対策

病気の予防

害虫の予防

その他の対策

  • 益虫を利用する: 益虫を利用することで、害虫の数を自然に抑制できます。たとえば、テントウムシはアブラムシを食べるため、バジルの近くにテントウムシを誘引することが有効です。

収穫方法

収穫のタイミング

  • バジルは「草丈が20~25センチくらい」になった時が収穫の適切なタイミングです。
  • 花が咲く前に収穫するのが理想的です。花が咲くと、栄養を花と種子に向けるため、葉の香りが弱まります。

収穫方法

  • 収穫は「朝早く」が最適です。朝が葉が新鮮で香り高い状態にあります。
  • 葉を摘む際は、茎の上部から数枚の葉を残して、茎を切り取ります。
    これにより、植物はさらに枝分かれし、新たな葉を生産します。
  • 茎の上の葉から収穫することで、植物が低く広がり、より多くの葉を生産するよう促します。

収穫後の処理

  • 常温でバジルを保存する方法(すぐに使用する場合)
    コップに適量の水を入れて、茎ごとバジルをコップにさしてください。
    常温で保存する場合はこの方法がおすすめです。
  • すぐに使用しない場合
    乾燥させるか、冷凍保存することで長期間保存することが可能です。乾燥させる場合は、風通しの良い日陰で行い、冷凍する場合は、葉を細かく刻んでオリーブオイルと混ぜ、氷の型に入れて凍らせます。

増やし方

挿し木で増やす

  • バジルは挿し木によって簡単に増やすことができます。
    バジルの茎を選び、下部の葉を取り除いた後、水に挿します。(ペットボトルなどに水を入れてさすのがおすすめ!)
  • 根が生えてくるまで、水を清潔に保ち、十分な日光を確保してください。
    根が数センチに成長したら、それを土に植え替えます。

最後に

香りが良く様々な料理に使うことができるバジルの「栽培方法」をご紹介致しました。
北海道で育てる場合は寒さ対策をどのようにするかがとても重要です。
霜にあたってしまうと枯れてしまうので露地植えをする場合は注意して育てましょう。

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